メーカーがわからない混合栓の専用部品の交換は基本的にできません。

ケレップや三角パッキンでしたら部品に互換性がありますので、汎用部品で部品交換できます。しかし切り替えバルブや温調ユニットなどの専用部品はメーカーがわからないと部品を調達できないので修理ができません。

混合栓の修理をする場合、まずは製造メーカーの刻印やシールを見つける必要があります。

メーカーを特定 → メーカーのホームページで混合栓の型式を特定 → 部品の型式を特定して調達 → 部品を交換して修理 という流れになります。

▼ぱっと見ではメーカー不明の混合栓(型式シールは劣化して真っ白)

ぱっと見ではメーカー不明の混合栓(型式シールの劣化して真っ白)

▼水あかを落としていくとメーカー(KVK)の刻印が出てきました

水あかを落としていくとメーカー(KVK)の刻印が出てきました

メーカーがわかったらメーカー(KVK)のホームページで混合栓の型式を特定します

メーカーがわかったらメーカー(KVK)のホームページで混合栓の型式を特定します

今回の混合栓は『KVK社製のKF112G』で、必要な部品は12番の部品だと特定できました。

12番の部品は『切換え弁ユニット PZ432 部品代¥6,391円』です。

この部品はネットで普通に調達できます。ただネットだと定価より高く売っている場合もありますのでご注意ください。

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▼以下部品の交換手順です。最初に切り替えツマミを取り外します

部品の交換手順です。まず切り替えツマミのフタを外してツマミを取り外します

▲まず切り替えツマミのフタを外してツマミを取り外します。

フタを外すとツマミを止めているネジがありますので、ネジを外してツマミを抜きます。

フタを外すとツマミを止めているネジがありますので、ネジを外してツマミを抜きます

▼『カラー』を取り外します

部品展開図上では『カラー』を止めている部品があります。図面では何かわからなかったのですが、小さめのプラスネジでした。

部品展開図上ではカラーを止めている部品があります

カラーを外して切換弁ユニットを取り外します

『カラー』を取り外します

▼一番の難関、切り替えバルブを取り外します

一番の難関、切り替えバルブを取り外します

この混合栓の修理の一番の難関が既設の切り替えバルブの取り外しです。

モンキーレンチで外せるように並行部が作ってあるのですが、20年以上経過しているのでおおむね固着しています。そのまま緩めようと回すと思わぬところが回ってしまいますので過去記事の『コメント欄』をご参考にしてください。

TOTO製の洗面台用洗髪サーモ混合栓TL846AXのバルブ部TH673Rの交換修理 | 親の言葉とナスビの花は。

 

ラーを外して切換え弁を取り外します

▲切換弁ユニットを外したところ

取り外した部品と新しい部品(切換弁ユニット PZ432)

▲取り外した部品と新しい部品(切換弁ユニット PZ432) 外したら部品形状が間違いないか確認します。たまに仕様変更していて形状が変わっている場合もあります。

ここまで来たら、あとは逆の手順で組み立てて完了です。

ご参考まで~


 

執筆者のプロフィール

父です。
父保有資格
・ガス内管工事士
・給水装置工事主任技術者
・電気工事士
・特監法ガス機器設置工事監督者
・GSSガス機器設置スペシャリスト
・二級建築士