仕事で時々エントツの中をのぞいたりするのにファイバースコープを使う事があります。頻繁に使うのであれば本物のファイバースコープを買いますが結構な値段します。
頻繁には使わないのでスマホ(アンドロイド)とUSBエンドスコープ(ファイバースコープ)で安上がりにスマホで録画する方法です。
スマホでUSBファイバースコープの動画を録画するのに必要なもの
- スマホ(アンドロイド4.2.1以上)
- USBエンドスコープ(ファイバースコープ)3,000円くらい
- 給電付きのOTGケーブル(接続ケーブル)800円くらい
- モバイルバッテリー
- アプリ(UsbWebカメラ(無料)など)
- できれば通線用の棒などとタコ糸
スマホとモバイルバッテリーがあれば4,000円以下くらいで作れます。ただし相性などの問題がありますので必ず動くという保証はありません。必要最低限で作ってみて動くことを確認してからちゃんと作る事をおすすめします。
スマホでUSBファイバースコープの基本的な作り方と注意点
詳しい作り方はアプリ(UsbWebカメラ)の作者さんのサイトに書いてありますのでご参照ください。
以下ファイバースコープをスマホにつないでUsbWebカメラアプリで録画する場合限定の説明です。
スマホは(アンドロイド4.2.1以上)が必要。
UsbWebカメラアプリが動作するのがアンドロイド4.2.1以上のため
USBエンドスコープ(ファイバースコープ)は短いほうが良い
USB機器はコードの長さ制限があります。長くなれば長くなるほど認識されにくくなるので必要な長さでかつ短いほうがお勧めです。
USBエンドスコープ(USBファイバースコープ)は2m、5m、7mなどあります。必要なければ2mのほうが安定して認識されます。
給電付きのOTGケーブル(接続ケーブル)とは
給電付き(電力サポート付き)のOTGケーブル(接続ケーブル)はモバイルバッテリーとUSBエンドスコープを接続したものをスマホに接続するケーブルです。
この場合の『給電付き(電力サポート付き)』とは、USBエンドスコープの電源をモバイルバッテリーから取るよという意味です。スマホとUSBエンドスコープを給電のないOTGケーブルで接続すると電力不足でカメラが認識されません。
また購入時にあまりに安い給電付き(電力サポート付き)のOTGケーブルを買うと接続がゆるくて接触不良で認識されない場合があります。
モバイルバッテリーはどんなのでもOK
モバイルバッテリーはUSBエンドスコープの電源用ですのでどんなのでもOKです。
アプリは『UsbWebカメラ(無料)』を使いました。
アドレスは上記。ダウンロードはアプリの紹介記事などではなく、グーグルプレイから直接ダウンロードしてください。(ウイルス感染防止のため)
無料版で動作することを確認してから広告がウザイようでしたら有料版をご購入ください。無料版は広告が表示されますが実用上は問題なく使えます。
できれば通線用の棒などに固定する必要があります。
USBエンドスコープはコードがふにゃふにゃで押し込んでいく事ができません。そのため通線用の工具にテープで固定して使っています。
曲げても折れないグラスファイバーの釣竿でも代用可能です。
執筆者のプロフィール
- 父保有資格
・ガス内管工事士
・給水装置工事主任技術者
・電気工事士
・特監法ガス機器設置工事監督者
・GSSガス機器設置スペシャリスト
・二級建築士
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