ラッチのフロントに『PBF41』と刻印があるドアノブの交換についてです。

刻印『PBF41』は特定のメーカーの型式ではなく、共通仕様の表示です。

フロントに『PBF41』と刻印があるドアノブの交換

フロントに『PBF41』と刻印があるドアノブの交換

つまり『PBF41』の刻印があって各部の寸法が下記であれば、基本的にどこのメーカーのドアノブでも同じ形、という事です。

ラッチのフロントの刻印:PBF41
フロントサイズ:90mm×25mm
フロントビスのピッチ:41mm
バックセット:90mm
ドア厚:28mm~46mm

『PBF41』の種類は3種類 R-30(鍵なし)R-33(鍵あり)R-34(ロックあり浴室など用)

『PBF41』の種類は3種類あります。各部の寸法は同じです。

  • PBF41 R-30 カギ無しのドアノブです。
  • PBF41 R-33 カギがあるドアノブです。
  • PBF41 R-34 内側からロックができるドアノブです。

PBF41は現在『特殊錠』という位置付けで取り換え専用品のため、あまりホームセンターには置いてありせん。

各部の寸法等をよく確認したうえでですが、ネットで取り寄せ可能です。

PBF41(アマゾン)

PBF41(楽天)

カギ無しの『PBF41 R-30』

今回はカギ無しの『PBF41 R-30』を使用しました。

ドアノブ『PBF41』の交換手順

  1. 室内側の部品を外す
  2. 室外側の部品を外す
  3. ラッチを外す
  4. 逆の手順で組み立てる

1:室内側の部品を外す

今回は室内側のドアノブ部分は腐食して取れてしまっていました。

そのため、丸座(ローズ)と取付板の取り外しからとなります。

ドアノブ『PBF41』の交換手順

ドアノブ『PBF41』の交換手順

▲丸座(ローズ)と取付板を外したところ。

錆びがヒドくて取付板の取り付けネジが回せない場合、グラインダーなどネジの頭を飛ばす必要があります。

2:室外側の部品を外す

ドアノブ『PBF41』の交換手順

▲室外側の部品を外したところ。

室外側の部品はラッチの出っ張り部分と嵌め合いになっているので、錆びがヒドい場合はドア側が変形しないよう丁寧に叩いて抜く必要があります。

3:ラッチを外す

ラッチ部分は特に問題なく外せると思います。

4:逆の手順で組み立てる

ドアノブ『PBF41』の交換手順

▲ラッチ取り付け→室外側の部品取り付け→室内側の取付板、丸座(=ローズ)まで組み立てたところ。

室内側のノブ部分は丸座側の溝(=外し穴)と十字になるような位置関係にして差し込みます

室内側のノブ部分は丸座側の溝(=外し穴)と十字になるような位置関係にして差し込みます。

ドアノブ『PBF41』の交換手順 完了

交換完了です。ご参考に。