ガス衣類乾燥機(乾太くん)の排気音対策について(後からでもできる対策)
最近の乾太くんは大容量化している関係か、排気量が多くなったように思います。排気量の増加に合わせて通風音が大きくなり、狭い敷地の場合はご近所迷惑になるのでできるだけ音を小さくしたいというご要望があります。
対策としては2通りあります。
- リンナイ純正の『静音パイプフード』に交換する
- 市販品の静音パイプフードを取り付ける
今回は2.の市販品の静音パイプフードを後付けしました。理由はリンナイ純正の『静音パイプフード』の上下方向が長く、窓に当たってしまい寸法的に取り付けできなかったからです。
▼既設 リンナイ純正の『標準パイプフード』DF-80A
パイプフードの下に窓があり、リンナイ純正の『静音パイプフード(DFK-80)』が寸法的に設置できません。
標準のパイプフードはオーソドックスなパイプフードの形状なので構造上、排気が斜め下方向に出るのと、通気音がダイレクトに出てしまいます。そのため通気音が気になるレベルです。
実際の運転音は衣類を入れない状態(排気音が大きい状態)でパイプフードの直下で約69デシベルでした。
▼ユニックス社製の『吸音材付きパイプフードSSFG-Bシリーズ(150B)』を加工して取付
ユニックス社製の『吸音材付きパイプフードSSFG-Bシリーズ(150B)』をそのままでは取付できませんので加工して取付けしました。
取付後の運転音はフード直下で約63.5デシベルでした。約6デシベル運転音が低くなり、音が小さくなったと体感できる結果でした。
リンナイ純正の『静音パイプフード(DFK-80)』は運転音を約10デシベル低減できるとカタログに謳ってありますので、純正品には劣りますがまずまずの結果だと思います。
これは主に純正品よりユニックス社製の『吸音材付きパイプフード』のほうが縦方向が短い事が理由だと思われます。
ただし元々純正品では縦方向が長すぎて設置できないので、短いのを選んだからですが。
またデラックスタイプの乾太くんには『マイルドコース』という運転音を抑えて乾燥させる運転モードがあります。乾燥時間は長くなりますが、乾燥機を使う時間によっては『マイルドコース』を使うようにしていただければと思います。(デラックスタイプのみ)
▼リンナイ純正の『静音パイプフード(DFK-80)』
箱状のパイプフードの内側に吸音材(グラスウール)が貼ってある構造です。上部にパイプの接続部があります。
設置には壁穴の中心から下方向に297mm以上の寸法が必要です。そのため今回は寸法的に設置できません。
▼ユニックス社製の『吸音材付きパイプフードSSFG-Bシリーズ(150B)』
設置には壁穴の中心から下方向に220mm以上の寸法が必要です。
▲取付ベース部分を取り外した状態です。
ユニックス社製の『吸音材付きパイプフードSSFG-Bシリーズ』はリンナイ製に比べてかなりしっかりした吸音材(アルミニウム吸音材)がフードの内側に取り付けてあります。
乾燥機用に使うのでアミではなくガラリタイプです。
ガス衣類乾燥機では柔軟剤の匂いにもご注意ください
ガス衣類乾燥機は電気式と違い、排気を屋外へ出す構造になっています。そのため、乾燥機に入れるものを洗濯するときは使うのであれば無香料の柔軟剤を使うことをお奨めします。
柔軟剤の匂いが屋外に出てしまいますのでご注意ください。
執筆者のプロフィール
- 父保有資格
・ガス内管工事士
・給水装置工事主任技術者
・電気工事士
・特監法ガス機器設置工事監督者
・GSSガス機器設置スペシャリスト
・二級建築士


























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