オケ栓(浴槽の排水栓)の鎖を浴槽に取り付ける金具(バス用ヒートン)がとれてしまった時の対応方法です。バス用ヒートンには浴槽の内側から後付けできる補修用の部品があります。

カクダイ製9425 バス用ヒートン(補修用)

もともと浴槽についているバス用ヒートンは浴槽の外側からナットで固定してあります。そのため埋め込み浴槽など浴槽の裏側に手が入らない時は取れてしまった金具を再度取り付ける事が困難です。

浴槽の裏側に手が入らない場合でも浴槽の内側からだけの作業でバス用ヒートンの取り付けができる補修用の部品があります。

この部品を使えば比較的簡単にバス用ヒートンを取り付けできます。

 

▼オケセンの鎖を浴槽に取り付ける金具(バス用ヒートン)が取れてしまった状態

オケセンの鎖を浴槽に取り付ける金具(バス用ヒートン)が取れてしまった状態

金具を留めていたナットが緩んで浴槽の裏側に落ちてしまった状態です。埋め込み浴槽だと外れた部品を再度取り付ける事が困難なため、補修用の部品を使います。

※部品が落ちないように浴槽の排水栓をしてから作業します。

▼まず金具を取り付ける浴槽の穴の直径を指定の大きさに拡げます。

浴槽の金具を取り付ける穴の直径を指定の大きさに拡げます。

今回使った カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用) の場合は穴の直径を8ミリ~10ミリになるように拡げます。

▼補修用のバスヒートンを差し込んで押さえながら締めるだけで完了

浴槽の穴が所定の大きさになったら補修用のバスヒートンを差し込んで押さえながら締めこめば取り付け完了です。浴槽の内側からだけの作業で取り付けが完了します。

補修用のバスヒートンを差し込んで押さえながら締めこめば取り付け完了

金具を浴槽に押し付けてゴム部分が回転しないように締めこみます。締めこむと浴槽の裏側で差し込んだゴム部分が拡がって固定されます。

▼鎖を取り付けて作業完了です。

鎖を取り付けて作業完了

今回使用した部品は カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用)

今回修理に使用した部品は カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用)です。

ホームセンターではあまり見かけませんが楽天などでも取り寄せ可能です。自分でできれば部品代¥500円くらい+送料です。

カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用)【楽天市場】

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カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用) 施工説明書

▲カクダイ製9425バス用ヒートン(補修用)の施工説明書

▼ご参考まで、通常タイプのバス用ヒートンがこちら

通常タイプのバス用ヒートン

通常タイプのバス用ヒートンは浴槽の裏側からナットで締めて取りつける構造になっています。