INAX(LIXIL)製の単水栓LF-39(トイレ手洗い専用水栓)が止水不良でしたのでバルブ部(スピンドル部)A-1991-20を交換修理しました。

LIXIL(INAX) 手洗いキャビネット組み込み単水栓 LF-39

この水栓は基本的に修理(=部品交換)はできるのですが、水栓自体を交換するとなるとキャビネットを一度外さないとできません。そのため水栓交換になると費用が高額になるためなるべくなら部品交換で修理します。

ある意味で難易度の高い修理になりますので素人の方がご自分で部品交換するのはおすすめしません。24時間営業などの修理業者に修理を頼んで『この水栓は修理ができない』と言われた時のための情報です。

この水栓の水が急に止まらなくなってしまった場合はまず、あわてずにキャビネット下部にある止水栓を止めてから、INAXメンテナンス(LIXIL修理受付センター)へ修理の依頼をする事をおすすめします。

▼キャビネット下部にある止水栓を止めてから作業します。

LIXIL(INAX) 手洗いキャビネット組み込み単水栓 LF-39

止水栓(左側)を止めずに分解すると水が飛び出してしまいます。

▼ツマミを外したところ。

LIXIL(INAX) 手洗いキャビネット組み込み単水栓 LF-39

ツマミは挿してあるだけです。かなり硬いのでマイナスドライバーなどで傷をつけないように注意して外します。

▼バルブ部(スピンドル部)を外したところ

LIXIL(INAX) 手洗いキャビネット組み込み単水栓 LF-39

既設のバルブ部を外すことがこの修理でいちばん難しいポイントです。かなり固いので水栓本体が回ってしまわないように固定して(=オーライして)部品を外します。

オーライせずに無理に回そうとすると水栓本体ごと回って壊れてしまいます。素人の方がご自分で修理するのはおすすめしません。

新しい部品を組み込んで上記と逆の手順で組み立てれば修理完了です。

交換した部品はINAX『A-1991-20』スピンドル部

LIXIL(INAX) LF-39用スピンドル部A-1991-20

交換した部品はINAX『A-1991-20』スピンドル部です。

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