生命保険料を払っている場合、毎年10月〜12月に保険会社から『生命保険料控除証明書』が郵送されてきます。

12月の年末調整時に必要ですから必ず保管しておき、会社へ提出します。

『控除』とは所得(給与)の一部を課税対象から外してくれる事です。控除される分だけ所得が減る事になるため、その分の税金が安くなります。

もし非正規社員(パートや派遣など)の就労形態になって、会社が年末調整をしてくれない場合は自分で確定申告すれば同じ節税効果があります。

生命保険料控除証明書

確定申告する場合は2月〜3月に自分で申告する必要がありますが、確定申告書は国税庁のホームページで簡単に作成でき、税務署へは郵送で提出できます。(税務署へ行く必要はありません)

また非正規社員や派遣、パートを掛け持ちして2社以上から給与を受け取っている場合は(理由はさておき)確定申告が必要です。

何社か掛け持ちしている場合、おおむね税金は取られすぎていますので、確定申告したほうがメリットがあります。

確定申告しなければ取られっぱなしです。税務署から『確定申告すると税金が返ってきますよ』という連絡はありません。また逆にそんな電話がきたら全て詐欺ですので、自分で注意する必要があります。