50歳を越えて会社の健康診断で毎年心電図が引っかかって再検査になるなど、心臓に不安があるので思い切ってApple Watch Series6(アップルウォッチ6)を購入しました。

心電図、心拍数、血中酸素濃度の測定ができるほか、現在は『不規則な心拍の通知』機能も使えるようになっています。

心電図、心拍数、血中酸素濃度の測定ができるほか、現在は『不規則な心拍の通知』機能も使える

Apple Watch Series 6 通常版 ディスプレイ40mm GPSのみモデル(どのモデルにすれば良いかは後述)

『Apple Watch Series 6』以外では今のところ心電図測定と血中酸素濃度測定ができません。

Apple Watch(アップルウォッチ)を使うにはアイフォン(iPhone)が必須です

私のようにアップルウォッチに何の興味も持ってなかった高齢者向けの話ですが、まずもってApple Watch(アップルウォッチ)を使うにはアイフォン(iPhone)が必須です。アイフォンを使っていない場合(=アンドロイドのスマホを使っている場合)この記事の内容は意味がありません。

アンドロイドのスマホを使っている場合はアップルウォッチではない『アンドロイド用のスマートウォッチ』をご検討下さい。

Apple Watch6(アップルウォッチ6)でできる事(心臓関係)

現在Apple Watch Series6(アップルウォッチ6)でできる事(心臓関係)は下記の4点です。

  1. 心電図測定(心房細動の兆候のチェックのみ)
  2. 心拍数測定および心拍数監視
  3. 血中酸素濃度測定(パルスオキシメーター機能)
  4. 『不規則な心拍の通知』機能(アイフォンで設定が必要)

1.心電図測定(心房細動の兆候のチェックのみ)約30秒で測定

『1』のアイコン(心電図アプリ)をタップすると約30秒で心電図が測定できます。

心電図測定(心房細動の兆候のチェックのみ)約30秒で測定

Apple Watchでは文字盤と文字盤に配置するアプリは自分で設定できます。私は上図のようにアプリを配置しました。

『1』のアイコン(心電図アプリ)をタップすると約20秒で心電図が測定できます

Apple Watchでチェックできるのは『心房細動の兆候』だけです

Apple Watchでチェックできるのは『心房細動の兆候』だけです。私は会社の健康診断で毎年心電図が引っかかり、何がしかの波形異常が出ます。しかしアップルウォッチで心電図を何度測定しても異常は測定できませんでした。

アップルウォッチで測定した心電図波形はアイフォンの『ヘルスケア』アプリに自動的に保存されます。

アップルウォッチで測定した心電図波形はアイフォンの『ヘルスケア』アプリに自動的に保存されます

2.心拍数測定(約7秒で測定)および心拍数監視(バックグラウンドで監視)

『2』のアイコン(心拍数アプリ)をタップすると約7秒で心拍数が測定できます。

心拍数測定(約7秒で測定)および心拍数監視(バックグラウンドで監視)

またApple Watchではバックグラウンドで心拍数を監視しています。(状況により測定できた時点で心拍数を測定して自動で記録)

『2』のアイコン(心拍数アプリ)をタップすると約7秒で心拍数が測定できます

白い点々の部分が測定した心拍数です。今日は午前中つけ忘れていて午後から2回ほど自分で測定したので、それ以外の点々が自動測定した心拍数という事になります。

3.血中酸素濃度測定(パルスオキシメーター機能)約15秒で測定

『3』のアイコン(血中酸素濃度アプリ)をタップすると約15秒で血中酸素濃度が測定できます。

『3』のアイコン(血中酸素濃度アプリ)をタップすると約15秒で血中酸素濃度が測定できます

コロナの初期症状の判定に血中酸素濃度の測定が有効ではないか、といわれて一時商品が消えたパルスオキシメーターと同じ機能です。

(血中酸素濃度アプリ)をタップすると約15秒で血中酸素濃度が測定できます

4.『不規則な心拍の通知』機能(心電図ではなく、心拍数で心房細動の兆候を警告する機能)

この機能は先日のiosのバージョンアップで日本でも使えるようになったようです。アイフォンを最新版のiosにアップデートすると使えるようになります。

.『不規則な心拍の通知』機能(心電図ではなく、心拍数で心房細動の兆候を警告する機能)

この機能はApple Watchがバックグランドでも心拍数を測定している事を利用して、心拍数の状況から心房細動の可能性を通知してくれる機能です。そのためApple Watchを腕につけていないと機能しません。

Apple Watchは医療機器ではないので、過信しないようにする事

全体的な注意事項として、Apple Watchは医療機器ではないので過信しないようにする事が必要です。ただApple Watchを実際に使ってみて、『心臓がバクバクする時』、すぐに、その場で、たった30秒で、心電図と心拍数が測定できる のはとてもありがたいと思います。

心電図測定をするなら『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』を購入する

アップルウォッチで心電図測定をするなら『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』を購入する事が必要です。ガラス(ケース)の大きさ(44mmと40mmの2サイズがある)とベルト、本体の材質で価格がかわってきます。

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現在アップルウォッチは3グレードあります。『SE』と『Series 3』は心電図測定と血中酸素濃度測定ができません。

『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』はアイフォンが無いと通信ができません。『Apple Watch Series 6 GPS+Cellularモデル』はアップルウォッチ単体で通信ができるのですが、当然毎月のデータ通信料金が必要になります。

そのため心臓の不安のためにアップルウオッチを購入するのであれば『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』で良いという事になります。

ガラス(ケース)の大きさは44mmと40mmの2種類あり(44mmの方が高い)

『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』はガラス(ケース)の大きさが44mmと40mmの2種類あります。(44mmの方が高い)

男性用/女性用という事ではなく、私は大きな時計だと仕事上邪魔になるので小さい方(40mm)にしました。当然44mmのほうが画面が大きいので操作しやすい、見やすいと思います。

ベルトと本体の材質によっても価格が違ってきます

『Apple Watch Series 6 GPSのみモデル』はベルトと本体の材質によっても価格が変わってきます。これは見てくれだけの事(性能が違うわけではない)なので、一番安いの(定価¥47,080円)から選びました。

Apple Watch の購入はアップル公式ストアかアマゾン公式が一番安いというか定価

Apple Watch の購入はアップル公式ストアかアマゾン公式が一番安いというか定価です。Apple Watchは品薄で、アマゾン公式以外や楽天などでは定価より高く売っています。

少し前まではアマゾン公式でも定価より少し高かったのですが、現在はアマゾン公式は定価で販売しているようです。まずはアップル公式ストアで定価を確かめてから、同じ価格(定価)ならアマゾン公式で購入するのがおすすめです。アマゾン(公式)はアップルの公式パートナー企業になっているようです。

アップル公式ストア(アップルウォッチ)

Apple Watch Series 6 40mm GPSのみモデル (アマゾン公式)

アップルウォッチについてはアマゾン公式以外のわけのわからない店では購入しないことをおすすめします。もし定価より安い場合は中古品だと思われます。楽天でも同様で、今のところ有名な家電量販店の楽天市場店では売っていませんし、聞いたことがない店では定価より高く売っています。

また、Apple Watch Series4、5、もたくさん出品されていますが中古(またはデット在庫)ですのでご注意を。