国民年金保険料控除証明書が来たら必ず確定申告(または年末調整)すること。

国民年金保険料は年間の給与総額から全額控除できるので申告すれば税金が約3万円もどってきます。申告しなければ戻ってきません。

国民年金保険料控除証明書が来るのは非正規社員やパートのかけもち(=正社員ではない)で自分で国民年金を全額払っている場合と、20歳を越えた子供(学生)の年金を親となった時に払っている場合。

▼日本年金機構から来た国民年金保険料控除証明書

国民年金保険料控除証明書

▼国民年金保険料控除証明書の中身

国民年金保険料控除証明書

1年間(12ヶ月)で¥185,120円の国民年金保険料を払っています(見込み含む)。12で割り切れないのは保険料が毎年値上がりしているからです。

確定申告すれば¥185,120円の20%程度が返ってきます。

国民年金保険料は申告すれば年間の給与総額から全額控除できます。そのため年間に支払った保険料¥185,120円にかかる税金(住民税10%と所得税10%程度の合計20%程度)が返ってきます。

なにしろ国民年金保険料控除証明書が来たときは確定申告する必要があります。

会社の給与から保険料が天引きされている正社員のときは国民年金保険料控除証明書は届きません。正社員の場合は年末調整で適当に処理してくれますので自分で年金の確定申告をする必要はありません。

確定申告については『確定申告』タグの付いている記事をご確認ください。

『確定申告』タグの付いている記事

確定申告書の作り方やリンク先等、どれかの記事に掲載してあります。

基本的には国税庁のホームページにある『確定申告書作成コーナー』で確定申告書を作って印刷し、源泉徴収票を付けて郵送するだけです。

そもそも『○○控除とは』税金を払わなくていい収入の事。ただし申請が必要。

通常おおむね給料から20%(以上)の税金が天引きされます。控除がないと年収300万円なら【300万円×20%=60万円】が税金として天引きされるという事です。

『○○控除とは』税金を払わなくてよくなる収入の事です。ただし申請が必要です。

国民年金保険料を年間¥185,120円支払った場合で年収300万円なら(300万円-185,120円)に税金がかかります。ただし申請が必要です。

国民年金保険料は生命保険料と違い支払った全額が控除できるため結構な額になります。

住宅を買って火災保険料や地震保険料を払った場合も『火災保険料控除証明書』や『地震保険料控除証明書』がきます。

なにしろ『○○控除証明書』がきたら申請が必要です。まとめて保管しておくようにします。

私はクリアファイルの最後のページにまとめて入れています

必要な書類はまとめて保管する

年末調整や確定申告に必要な書類はあちこちからばらばらにきます。まとめておかないと必要になった時にまた探すことになるので、私はクリアファイルの最後のページにまとめて突っ込んでおくようにしています。

年末調整、確定申告で必要になる書類

  • 生命保険料控除証明書、火災保険料控除証明書、地震保険料控除証明書
  • 国民年金保険料控除証明書(非正規社員などで自分で払う場合)
  • 国民健康保険料控除証明書(非正規社員などで自分で払う場合)
  • 年間10万円以上になってしまったときは医療費の領収書(ドラックストアなどで買った市販薬の領収書、レシートでもOK)
  • 確定申告する場合は源泉徴収票が必要(会社からもらえる)

返してもらえる税金は返してもらいましょう。