リクシル(INAX)の取替用マルチフロートゴム玉TF-10R-Lと取替用マルチボールタップTF-20Bの交換方法と交換するときの注意点です。

取替用フロートゴム玉を交換する時の最大の注意点は『古い部品を取り外す時と新しい部品を取り付けるときに既設のプラスチック部分を割らない』ようにする事です。

フロートゴム玉は部品代も高くなく自分でも取り替えできそうですが上記の注意が必要です。交換する時にプラスチックの部品(オーバーフロー管と排水弁本体)を割ってしまうと別の部品を取り寄せる必要があり修理も大変です。

リクシル(INAX)の取替用マルチフロートゴム玉TF-10R-L交換時の注意点

▼古いフロートゴム玉を取り外して新しいフロートゴム玉を取り付けるところです

リクシル(INAX)の取替用フロートゴム玉TF-10R-L交換時の注意点

部品を外すときも新しい部品をはめる時もプラスチックの 1、2、3、の部分にチカラを加えないように注意します。【1:リング】、【2:穴】、【3:オーバーフロー管】、のどこか1か所でも割れてしまうとタンクを外して別の部品(排水弁本体)を交換することになります。

プラスチックの部分は経年劣化で割れやすくなっているので十分注意してください。

◆新しいフロートゴム玉のはめ方◆【5:ゴム玉】をつぶして【1:リング】の横から【4:棒】を【2:穴】に差し込みます。その後、逆の手で棒を支えて穴にチカラがかからないように注意しつつゴム玉を所定の位置(リングの下)に納めます。この時に【1:リング】にも極力チカラがかからないように注意します。

◆古いフロートゴム玉外し方◆ 上記と逆の手順で外します。古いフロートゴム玉を外すときは不要になった軍手などを付けて取り外す事をおすすめします。素手で外すと手にベットリと黒いゴムがつきます。

この作業が無事完了すればフロートゴム玉の交換はほぼ成功です。

INAXの取替用フロートゴム玉はゴム玉部分の大きさが2種類ありますので大きさが既設と同じ物を用意しておきます。TF-10R-L(ゴム玉が大きい方)とTF-10R-S(小さい方)。

リクシル(INAX)の取替用フロートゴム玉TF-10R-Lの交換手順

上記の点に気を付ければあとは手順だけの問題です。

  1. 古いフロートゴム玉の取り外し
  2. 新しいフロートゴム玉を取り付け
  3. クサリの張り調整

クサリの張り調整は特に難しくなく、ぴったりの長さから2~3玉余裕を持たせるだけで適正な長さになります。適正な長さとは洗浄レバー回した時に【大/小】(タンクによっては大のみ)が正しく流れる状態です。適当でないときは適当になるように長さを調整します。

▼フロートゴム玉の取り外し前

リクシル(INAX)の取替用フロートゴム玉TF-10R-Lの交換時手順

▼フロートゴム玉の交換完了、鎖の張り調整完了

リクシル(INAX)の取替用フロートゴム玉TF-10R-Lの交換時手順

今回はボールタップバルブも同時に交換したのでボールタップを外した写真になっています。ボールタップは外さなくてもフロートゴム玉の交換はできます。

リクシル(INAX)の取替用マルチボールタップTF-20B 交換方法と注意点

リクシル(INAX)の取替用ボールタップTF-20B 交換時の注意点

リクシル(INAX)の取替用マルチボールタップTF-20Bは多くのタンクに使える使い勝手の良い部品です。サンエイやカクダイの安い部品を使うよりこの部品をおすすめします。

この部品についてはホームセンターでほぼ定価で買うよりもネットで購入したほうが安上がりです。(送料を考えてもネットの方が安い)

リクシル(INAX)取替用マルチボールタップTF-20B(楽天)

リクシル(INAX)取替用マルチボールタップTF-20B(アマゾン)

ホームセンター等だと品番の頭に『PK』が付いている部品を販売しています。パッケージが違うだけで同じものです。

▼既設 タンクのフタを外す前に水道の元バルブを閉めます

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元バルブを閉めずにフタを外すとかなりの確率で水が飛びます。

▼既設のボールタップを取り外したところ

リクシル(INAX)の取替用フロートゴム玉TF-10R-Lの交換時手順

▼新しいボールタップを組み付けます

入水フィルターは写真の向き(凸部が上流になるよう)

入水フィルターは写真の向き(凸部が上流になるよう)に入れます。

また給水接続管のナットを締めるときにボールタップ本体が回らないように押さえます。ボールタップ本体が回ると浮き玉がタンクの内壁に接触して上がらなくなります。 

▼水位などを調整します

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水位を調整するために水の元バルブを少し開けます。その際、手洗い用のパイプから水が出るので注意します。手洗いが無いときはパイプを取り外して同梱の栓(キャップ)をします。

水位はオーバーフロー管のラインになるように合わせます。

黒いパイプ(補給水ホース)とダイアルは取説に合わせて設定、取り付けします。

▼今回の場合は手洗い用のパイプを手前側から回します

手洗い用のパイプを手前側から回します

TF-20Bの手洗い用パイプは切り縮めできないので今回の場合は手前側からまわします。後ろから回すと浮き玉と干渉して水が止まりにくくなります。

▼手洗い用パイプをつないでからフタをして完了

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トイレ用の水元バルブを全開から少し戻した位置にして完了です。

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執筆者のプロフィール

父です。
父保有資格
・ガス内管工事士
・給水装置工事主任技術者
・電気工事士
・特監法ガス機器設置工事監督者
・GSSガス機器設置スペシャリスト
・二級建築士